2009年10月1日木曜日

練習進行状況について(理事長)

ひと月稽古してみて、自分の感想を書きます。
コンサートとオペラ
段違いに異なります。(優劣をつけるわけではなく)
音の方向
音の力
音の種類
音の対象
上記すべてが、具体的で、うまく声さえ出せれば良いものではありません。表現方法が、一つでは、全くありません。この辺りを立ち稽古の前に、いかに沢山音楽稽古で、できるかが、我々の課題です。上手なコーラスは、いりません。表現です。何を表現しているのかを具体的に、音で表現できる事です。

言葉
これは、すごく大変であると考えます。
母国語が、日本語である場合、ヨーロッパの言語とは、あまりにもかけ離れています。文法的にも音の素材的にも、、、
口の開け方から、のどの使い方、顔の使い方、舌の使い方、すべてが、異なる言語への挑戦は、ドイツ語がたとえしゃべられたとしても容易な事では、ありません。
言葉の持つスピード感、音色、キャラクター、音圧、すべてが、優しく曖昧な日本語とは、異なります。
大和撫子でもできるドイツ語らしいドイツ語で歌いたいものです。
なんと言ってもその言葉に付いた音楽なのですから。。。