2009年5月18日月曜日

理事長より

皆様、ご無沙汰しております。2009年3月22日の第3回目のNCOの公演は、おかげさまで、大きな赤字を出すことなく、良いレベルを保ちつつ、客席も満席で、終了することができました。これは皆様のおかげであると、確信しております。本当に有り難うございました。
 さて第4回目の公演ですが、演出家(岩田氏)からの希望で、Mozart『魔笛』となりました。原語で、歌い、セリフの部分は日本語で行います。舞台セットのプランも、衣裳のプランもできあがっており、名古屋のオペレーター等との仕事のすりあわせを致す段階に来ています。首都圏からの請負、または輸入のものでなく、名古屋尾張地域発信のレベルの高いものを目指して、第1回目から、公演を行ってきましたが、それぞれ改良の余地は、残しながらも、良い舞台を発信してきたつもりでもあります。名古屋尾張地域でも、「これくらいで・・・」とは、妥協せずに良いものを追い求めてきました。今回の第4回目も、今日本で、もっとも活躍しておられる、演出の岩田達宗氏を迎え、前回の『魔笛』とは全く異なる、まじめで、ひたむきな、作品としてたたき上げると、情熱的な岩田語録は、印象的で、身が引き締まる思いです。舞台装置そのほかスタッフも、名古屋の人材を起用しきちんと、この地方に何かが残る形で、制作していこうという意志は、岩田氏も大切であると、自分と考えることは同じです。