2012年11月26日月曜日

11月25日堀内貴晃先生の講義の要点


堀内先生の講義を受講しての感想と要約(1125JA高蔵寺にて)

受講した方によってはいろいろなことを感じたと思いますが、ここにはあくまでも個人的なものです。この講座はNCO (名古屋尾張地域市民オペラ振興会)の理事長山田先生の招請により実現したもので、モーツアルトのレクイエムをテーマに、練習しながら講義する形式で、朝10時から、午後4時まで(休憩、食事時間を含む)、出席者はNCO会員が主体でソプラノ25名、アルト25名、テノール10名、ベース5名の65名にNCO理事長の山田先生夫婦でした。

 堀内先生のプロフィールについては「堀内貴晃」で検索したほうが早いですが、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E5%86%85%E8%B2%B4%E6%99%83

ならびにhttp://ht-music.com/等をご覧ください。


 初めにモツレクの最初の2曲を歌ってからの講義開始でしたが、最初の印象的な言葉が「音楽は練習すればするほど、聴く人の音楽から離れていく。」という言葉でした。なんとなく分かるのですが、ほんとうに何人が分かったでしょうか。配られたレジュメについて最初の一言が「今は、読まないでください。」でした。まあ、一般的な人には、確かに解説されないとわからい言葉の羅列でしたので、納得。
 山田先生が日ごろ注意している事を、改めて指摘された事も多くあり、あれだけ練習しているのに、・・・と思った部分がいくつかありました。ただ山田先生から翌日の練習時、「指摘されてすぐ治るとは、この顔ぶれの皆さん(の年齢)からしてすごい、日ごろの練習の賜物、と堀内先生に言われた。」と言うことを聞いて、少しほっとしました。

 以下堀内先生指導の要約は関連リンクをごらん下さい。

 

2012年11月3日土曜日

公演まであと2ヶ月、先生のコメントです。


自分はモツレクは、これで4回目になりますが、今までとは異なり、かなりはっきりとした、目標を持って出来そうな感じです。
今までの普通の歌い方に妥協せずにやっているので、スピーチレベルレッスンの発声テクニックとを上手くミックスして一つの姿勢が出来そうなのは、嬉しいことです。

吠えない、叫ばない。声に頼らない。音を短めに切り上げて次の音の準備をする。単純に言えばこれだけですが、、これが一番の難物です。

スタッカートにしても、3種類の方法を実践してきました、本番まできちんと歌い分けられるように声におぼれてしまわないように指導していくのは、大変です。あきらめないで、やっていこうと考えていますので、皆さんよろしくお願い致します。
音符の性格をきちんと読み込んで、引き出す。
スラーと、スラーのない、音符のアーティキュレイションを見極めて、演奏していくことがとても大切で、モーツァルトの音楽をシンプルに表現したいと考えます。モーツァルトの音楽は、甘いものでは、ないですね・・・とても起承転結がはっきりとしていて、シンプルです。
これは、今までに無い、新しい作業であると確信しています。根気のいる作業ですが、皆さん良く努力をして下さっていると考えます。

もうすぐオケの練習も始まりますが、オケにもきちんと伝えていこうと考えています。一番最後の関門は、ソリストですね・・・練習時間が少ないので、理解して歌って下さるかが鍵ですが、
皆さんの歌い方を聞けば良くわかると考えます。それぐらいに合唱を仕上げて行きたいです。

芸創センターのリハーサル室での練習

11月2日夜芸創センターリハーサル室での練習にS17,A16,T8,B7合計48名が参加。
本公演い出演するのは100名ほどなので、参加者は半分でした。
先生の指導法にどこまでついてくることが出来るか心配になります。
今まで歌ったことのある人のほうが問題のように思います。
先生が何度も何度も同じように切って切ってと言うのに切らない人が何人かいて、練習効率を下げている。そのことに気づいていないのでしょうが、楽譜を見ないで歌うことはいいことなのですが、本当にスラーのつき方まで楽譜を覚えているのでしょうか?疑問に思います。
瀬戸合唱フェスティバルでの演奏DVDを見ると、楽譜を見ていないかただけっこう多数見えますが、演奏は歯切れ悪く、何人かの方々に先生の指示が徹底していないことを強く感じます。
あと2ヶ月ちょっと、名古屋の練習に行く事ができない方も、各地域の練習で先生の指示を体にしみこませてください。